人間の身体は、筋骨格系、内臓系、循環器系、呼吸器系、免疫系、神経系、内分泌系などの様々なシステムで構成され調和を保っております。その調和を保つ司令塔の役割を担うのが神経系です。
ヒトは脳からの命令によって、からだを動かすことができます。そして、からだに命令を送るために、神経はバランス良くスムーズに流れています。
脳から指令 → 神経が筋肉に命令 → 筋肉収縮or弛緩 → 筋が付着している骨を可動させる → スムーズに体が動く
もし、神経 のバランスがくずれ滞りができると、うまく命令が伝わりません。その結果、からだの動きの悪いところがでてきます。
脳から指令 → 神経が筋肉に命令 →×××× 異常な筋肉収縮or弛緩 → 筋が付着している骨を可動させる → 異常な体の動き バランス崩れ
アクティベータ療法では、この神経系に注目して神経系の機能を効率よく活性化するために、アクティベータ器を使用します。治療の流れとしては、神経系の働きの悪い箇所を分析し、背骨を中心に筋骨格系の関節部位や筋肉をアクティベータ器で振動刺激を与えます。この振動刺激は、人体の神経エネルギーを調整するための十分な振動周波数を持ち備えており、ほとんど痛みを伴ないません。
アクティベータ・メソッドは、簡単に言うと悪化した神経と筋肉のバランスと流れを改善して、からだの動きをスムーズにおこなわせることなのです。
初めて施術を受けられる方には、こんな軽い刺激で改善するの?と思われがちですが、多くの症例で施術後に症状の軽減や消失があり患者さんに喜ばれております。
また、システム化された施術法で、神経系の機能異常部位を特定するために、神経反射作用を利用した下肢長検査法を行うのが特徴的です。
この下肢長検査法によって、脊椎関節部の神経的機能異常部位が明確になり、「どこの部位を矯正する必要があるのか、ないのか」「正しく矯正されたか、されていないのか」が客観的に評価できます。
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